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土台ができたら、いよいよ練習場(打ちっぱなし)デビューです。初めての練習場は「システムが分からない」「周りに笑われないか」という不安がつきものですが、実際は一人客だらけで、誰もあなたを見ていません。このSTEP4で流れとメニューを頭に入れて、安心して打席に立ちましょう。
打ちっぱなしのシステムと料金

| 受付 | 入場後、打席を選ぶ(自動受付機の施設も多い)。初めてなら「初めてです」と言えば案内してもらえます |
|---|---|
| 料金の仕組み | ボール1球いくら(10〜15円前後)+打席料の施設が主流。1回1,000〜2,000円が目安(地域・時間帯で変動) |
| レンタル | クラブレンタルはほとんどの施設にあり(無料〜数百円)。グローブだけ持参が基本 |
| 服装 | 動きやすい普段着とスニーカーでOK。ゴルフウェアは不要 |
初回にやること:ボールを「前に飛ばそうとしない」

初回の目標は、ナイスショットではありません。「クラブにボールを当てる感覚をつかむ」これだけです。
最初の50球メニュー
1. 7番アイアンだけを使う(最初の数回は1本で十分)
2. 最初の10球:ティーアップしたボールを、腰から腰までの小さい振り幅で「当てるだけ」
3. 次の30球:振り幅を肩から肩へ少しずつ広げる。STEP3のグリップ・アドレスを毎球作り直す
4. 最後の10球:うまくいった感覚のまま、7割の力で振ってみる
飛距離は一切気にしないでください。隣の打席の飛ばし屋と比べる必要もありません。「小さい振り幅で芯に当てる」が結果的に一番早くうまくなる道です。
練習の頻度と1回の球数

目安は週1回・50〜100球。それ以上打っても、初心者のうちは集中力が続かず、疲れて悪い癖で振り始めます。「もう少し打ちたい」で切り上げるのが上達のコツです。頻度についての詳しい考え方はゴルフスクールは週何回通う?も参考になります。
打ちっぱなしにも2種類ある

従来型の屋外練習場に加えて、最近はシミュレーター完備のインドア練習場が増えています。弾道やスイングのデータが出るため「何が悪いか」が見える、天候に左右されない、24時間営業が多い、というメリットがあります。都市部で夜に練習したい方はインドアの方が習慣化しやすいことも多いです。24時間セルフ練習場の比較で詳しく解説しています。
よくある質問

Q. 空振りやチョロが恥ずかしい
Q. 我流の癖がつかないか不安です
練習場の選び方と時間帯のコツ

| 初心者向きの条件 | 2階打席がある(1階端より人目が気にならない)/マット・ボールが綺麗/レンタル充実。距離は短くても問題なし(フォーム作りに飛距離表示は不要) |
|---|---|
| 空いている時間帯 | 平日昼・平日夜21時以降・週末の早朝。混雑時間(週末昼)は待ちも出るうえ隣が気になりがち。最初の数回は空いている時間を狙うのが精神的にラク |
| 料金を抑えるワザ | 打ち放題プラン(あれば)・早朝割・会員カードの入会特典。1球単価は時間帯で変わる施設が多い |
2回目以降の練習メニュー(1ヶ月の進行表)

初回の「当てるだけ」から、1ヶ月かけてこう進めます。各回50〜80球で十分です。
2回目:ハーフスイングの確立……7番アイアンで腰から腰の振り幅×40球。10球中6球まっすぐ飛べば合格
3回目:振り幅を広げる……ハーフ20球→肩から肩の3/4スイング30球。飛距離はまだ気にしない
4回目:クラブを増やす……7番30球+ピッチングウェッジ20球+9番20球。短いクラブは成功体験を作りやすい
5回目〜:ドライバー解禁……アイアンで7割当たるようになってから。最初はティーを高めにして「上から潰さず横から払う」イメージで10球だけ
練習場でやりがちなNG行動(マナー編)

打席の後ろを横切る時は一声……素振りに当たる事故が実際にあります。「後ろ通ります」の一言か、大きく距離を取る
マットの外から打たない……禁止行為の施設がほとんど
連続高速打ち……ボールを次々セットして休まず打つのは上達にも逆効果。1球ごとに仕切り直すのが正しい練習です
大声・動画撮影のしすぎ……自分のスイング撮影はOKな施設が多いですが、他人が映り込む角度はNG。三脚使用の可否は施設ルールを確認
「経験者に教わる」のは要注意

練習場に行くと、善意で教えてくれる先輩ゴルファーが現れることがあります。ありがたい反面、我流の癖まで一緒に受け継ぐリスクがあるのも事実。アドバイスは「参考として聞く」に留め、フォームの土台はこの連載のSTEP3・5の基本と、必要ならプロの目(STEP6)で作るのが安全です。
受付から退場まで:初回の動きを完全シミュレーション

初めての練習場で戸惑わないよう、入口から出口まで通しで流れを描いておきます(施設により多少異なります)。
①入口……フロントか自動受付機で打席を選択。「初めて」と伝えれば操作を教えてくれます。プリペイドカード式ならここで購入(1,000〜3,000円分)
②ボールの出し方……打席のボールディスペンサーにカードを挿す→球数を選ぶと、マットの穴から自動でティーアップされるタイプが主流。かご出し式なら自分でセット
③打席にて……荷物は後方の棚へ。クラブを置く位置は打席のスタンド。飲み物OK(自販機あり)
④終わったら……ボールの精算(後払い式の場合)→カード残高を確認して退場。ゴミと拾い忘れの持ち物チェック
雨の日・冬・真夏の練習はどうする?

| 雨 | 屋根付き打席なら普通に打てます(むしろ空いていて狙い目)。足元が濡れる1階より2階打席へ |
|---|---|
| 冬 | 体が回らないまま打つとケガと変な癖のもと。素振り10回+ハーフスイング20球で体を温めてから。防寒は「動ける薄手を重ねる」が正解 |
| 真夏 | 夕方以降かインドアへ。日中打つなら30分おきに水分+日陰休憩。暑さ対策グッズも活用 |
| 天候に左右されたくない人 | 空調完備のインドア練習場が結局一番続きます。24時間インドア練習場の比較へ |
練習ノートをつけると上達が2倍速になる

大げさに聞こえますが、メモの有無は本当に差がつきます。書くのは毎回3項目だけ。
①今日やったこと(例:7I ハーフ40球・PW20球)
②気づき1つ(例:右手を緩めたら曲がらなくなった)
③次回やること1つ(例:同じ感覚で3/4スイングへ)
スマホのメモアプリで十分。「前回の続きから練習を始められる」ことが最大の効果で、毎回ゼロから思い出す人との差がどんどん開きます。
頻度別・上達スピードの目安

| 月1回 | 現状維持がやっと。感覚を忘れる→思い出すの繰り返しになりがち |
|---|---|
| 週1回 | 着実に上達する標準ペース。3ヶ月でコースデビュー圏内 |
| 週2回以上 | 上達が目に見えて速い。定額制・通い放題の練習場やスクールなら費用も頭打ちにできる(定額制の比較) |
STEP4のまとめ
・服装は普段着、クラブはレンタル、持ち物はグローブだけ
・初回は7番アイアン1本・小さい振り幅で「当てる」だけでいい
・週1回・50〜100球。打ちすぎない
・データが見えるインドア練習場も選択肢
次のSTEP5では、当たるようになってきた人向けに、スイングを「再現できる形」に固めていきます。


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