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テーラーメイドの中古クラブは、数字や型名が似ていても発売世代と種類が異なる。ここではタイトルに挙げた近年の主要シリーズを、国内発売世代と正式名称から整理する。全時代・全限定品の完全な年表ではなく、世代比較へ進むために年式を調べる一覧である。
ヘッド本体の正式名→ドライバー・FW・UT・アイアンの種類→国内発売世代→販売品のシャフトと番手、の順で照合する。購入年や出品更新日だけではクラブの世代は決まらない。
対象シリーズの国内発売世代一覧

| 種類 | 正式名・世代 | 国内発売世代 |
|---|---|---|
| ドライバー | SIM2 MAX | 2021年 |
| アイアン | P790(2021) | 2021年 |
| ドライバー | ステルス | 2022年 |
| ドライバー | ステルス2 | 2023年 |
| フェアウェイウッド | ステルス2 | 2023年 |
| アイアン | P790(2023) | 2023年 |
| ドライバー | Qi10 | 2024年 |
| フェアウェイウッド | Qi10 | 2024年 |
| ドライバー | Qi35 | 2025年 |
| フェアウェイウッド | Qi35 | 2025年 |
| アイアン | P790(2025) | 2025年 |
| ドライバー | Qi4D | 2026年 |
| フェアウェイウッド | Qi4D | 2026年 |
同じ年に複数種類が発売されることもあれば、兄弟モデルや左用・女性用が別時期に加わることもある。この表の年はシリーズを特定するための軸であり、個々の現物の製造年や保証開始日まで示すものではない。購入候補の正式名が表と完全に一致しない場合は、省略名と決めつけず、メーカーの個別資料へ戻って確認する。
ドライバー:世代の流れと見分けるポイント
SIM2 MAX(2021年発売世代)
SIM2 MAXはチタンのカップフェースと、カーボンクラウン・ソール、アルミニウムのリングを組み合わせる世代。カーボンの部材を使っていても、フェースまでカーボンのSTEALTHとは構造が違う。
SIM MAXは2020年、SIM2 MAXは2021年。2の文字を省いた出品や用品のみの出品に注意する。
ステルス(2022年発売世代)
初代STEALTHドライバーは60層カーボンツイストフェースの世代。カーボンフェースはヘッド上部のカーボンクラウンとは別の部位である。標準STEALTHとPLUS・HDでは調整機能や狙いが異なる。
初代STEALTHの標準ヘッドに、PLUSのスライディングウエイトが付くと説明しない。
ステルス2(2023年発売世代)
STEALTH 2はカーボンフェースを継承し、カーボンコンポジットリングなどを採用して素材配分を進めた世代。初代から2になって初めてカーボンフェースになったわけではない。
標準・PLUS・HDは同じSTEALTH 2表記でも別ヘッド。型名とソール写真を対にして確認する。
Qi10(2024年発売世代)
Qi10は2024年世代のカーボンフェース・ドライバー。標準Qi10、Qi10 MAX、Qi10 LSは区別する。MAXの慣性モーメントを前面に出した説明を、そのまま標準Qi10の数値として使わない。
10Kという特徴とQi10という商品名を同一視しない。検索ではMAXやLSが同時に表示される。
Qi35(2025年発売世代)
Qi35は2025年世代。標準モデルでは、重心投影点や前後の重量配分が比較の焦点。Qi10と同じカーボンフェース系でも、ヘッドの素材配置や調整の考え方まで同じではない。
標準Qi35とMAX・LS・MAX LITEは別。軽量モデルの重量を標準Qi35の重量として比較しない。
Qi4D(2026年発売世代)
Qi4Dは2026年世代。ドライバーとフェアウェイウッドで同じシリーズ名を使うが、部材と調整機構の説明は別に読む必要がある。比較表の対象が標準かMAX・LS系かを確かめたい。
中古のヘッド単体やUS仕様を、日本向け完成品と区別して費用を比較する。
フェアウェイウッド:世代の流れと見分けるポイント
ステルス2(2023年発売世代)
標準STEALTH 2フェアウェイウッドは、Vスチールソールや貫通型スピードポケットを備える世代。カーボンフェースの話題が多いドライバーとは異なり、FWのフェースを同じ素材だと決めつけない。
標準とPLUSのソール構造を混ぜない。ドライバーの赤いフェース写真はFWの見本にならない。
Qi10(2024年発売世代)
標準Qi10フェアウェイウッドは、カーボンクラウン、Vスチールソール、貫通型スピードポケットを組み合わせた世代。標準ヘッドとTourは異なり、Tourの調整機構を標準に当てはめない。
Qi10 MAXの大きさや仕様を標準Qi10として扱わない。番手と正式な型名を同時に見る。
Qi35(2025年発売世代)
Qi35フェアウェイウッドは、インフィニティカーボンクラウンなどを採用する2025年世代。標準Qi35は#3・#3HL・#5にロフト調整スリーブを搭載し、#7のみ接着式。Tourの調整機構とは分けて読む。
日本向け2025年カタログの注記は「#7のみ接着」。#7だけスリーブ付きという意味ではない。購入番手と現物を照合する。
Qi4D(2026年発売世代)
標準Qi4DフェアウェイウッドはTASウエイト1個を備え、#3から#9にロフトスリーブを搭載。Qi35の標準モデルと比べ、買う番手での調整可否が具体的な選び分けになる。Tourの3ウエイトとは区別する。
標準Qi4Dのウエイトは1個。3個のTASウエイトを備えるTourの写真や説明を混ぜない。
アイアン:世代の流れと見分けるポイント
P790(2021)(2021年発売世代)
2021年P790はSPEEDFOAM AIRを採用した中空アイアン。メーカーの2021年仕様表では7番30.5度、PW45度。外から見えない内部の充填材と薄いフェースを組み合わせる設計である。
P790という文字だけでは年式が決まらない。限定BLACKや別世代の単品が混ざったセットにも注意。
P790(2023)(2023年発売世代)
2023年P790はFLTD・CGという番手別の重心設計を採用。ロング・ミドル・ショートで役割を分け、SPEEDFOAM AIRも使う。標準7番30.5度で、2025年の30度とは少し異なる。
2025年の新素材フェースの説明を、外見が似た2023年の販売品に付けない。
P790(2025)(2025年発売世代)
2025年P790は新素材のフェースと番手別のヘッド設計を採用する世代。標準7番30度。2023年の30.5度と比べると角度の差もあるため、キャリーの増減をすべて素材の効果としない。
数量限定のDesigner Seriesは、通常品の価格・外観と区別。ヘッドの色だけで発売世代を決めない。
年式と仕様を現物で照合する

標準とMAX・LS・HD・Tourを先に分ける
SIM2 MAX、STEALTH、Qi系では、世代が変わるたびに兄弟モデルの名称や構成も変わる。新しい年のLSが安いからといって、標準モデルの後継と同じ条件で買えるわけではない。ドライバーのPLUSとFWのPLUSも部材が同じではなく、調整の仕組みは種類ごとの製品情報で確認する。
純正の名称と、市販シャフトの名称を区別する
TENSEI、Diamana、REAXなどの表示があっても、純正専用設計と市販の同名系統が完全に同一とは限らない。TM50のような表記だけで重量を決めず、年式、硬さ、実際の装着長さを確認する。中古のリシャフト品は悪い商品という意味ではないが、標準の重量や振り感をそのまま当てはめない。
P790は同じ名前を長く使う
P790の購入時は、年式とセット構成を明記した商品を選ぶ。見本写真の色、ヘッドカバーや商品名の更新日だけでは世代の証明にならない。年式が分かるバックフェース写真と商品説明を組み合わせて照合する。ウッドでも用品のみの出品が混ざるため、完成品・ヘッド単体・部品の区別は最後まで維持したい。
本体の刻印と、説明文の両方を見る
ヘッドカバー、箱、シャフトは交換されることがある。年式を確認する第一の手掛かりは本体の正式名と外観であり、付属品だけで確定しない。同名の再発売や限定仕上げもあるので、色が違うだけで別世代と決めない。発売時資料の写真と仕様を突き合わせ、不明なら販売店へ世代が分かる追加説明を求めたい。
発売年・製造年・購入年を分けてメモする
たとえば発売から数年後に買ったクラブでも、購入した年の新モデルへ変わるわけではない。製造時期が分かってもシリーズの発売世代とは別の情報。中古の売買では「購入時期」と「型の年式」の欄を分けて読むと混同しにくい。出品ページの更新日を、クラブの新しさの証拠として使わない。
同じシリーズの種類違いを別商品として扱う
ドライバーとFWが同じ世代名でも、フェース素材や調整機構が同じとは限らない。アイアンの技術もウッドへそのまま共通ではない。検索結果から写真を拾うときや中古を探すときも、種類と番手を必ず追加して絞り込む。小さな商品写真で形を判別できない場合、説明文と公式仕様を確認する方を優先する。
どの世代を候補にするか

年式一覧は、新しい順に順位を付けるためのものではない。いま持つクラブの何が不満か、必要な距離と高さを満たすか、状態に不安がないかを整理してから隣り合う世代の比較へ進むと使いやすい。使い慣れた旧型の条件が合えば残して構わず、欲しい型の在庫がない場合に別商品を同一品として買う必要もない。
- SIM2 MAXとステルスの違い|ドライバー比較
- ステルスとステルス2の違い|ドライバー比較
- ステルス2とQi10の違い|ドライバー比較
- Qi10とQi35の違い|ドライバー比較
- ステルス2とQi10の違い|フェアウェイウッド比較
- Qi10とQi35の違い|フェアウェイウッド比較
- Qi35とQi4Dの違い|フェアウェイウッド比較
- P790(2021)とP790(2023)の違い|アイアン比較
- P790(2023)とP790(2025)の違い|アイアン比較
年式を特定してから、販売品の条件を確認する

SIM2 MAX ドライバーの販売例

商品ページの掲載名:TAYLORMADE(テーラーメイド)SIM2MAX(シムツーマックス)ドライバー【カタログ純正シャフト装着モデル】TENSEIBLUETM50カーボンシャフトメンズゴルフクラブ右ロフト角:10.5度W#1フレックス:S
ステルス2 ドライバーの販売例

商品ページの掲載名:テーラーメイド(TAYLOR MADE) ドライバー Stealth2 メンズ N853
確認時の選択表示:利き手: 右 / シャフト素材タイプ: TENSEI RED TM50('22) / ゴルフクラブフレックス: Sフレックス / ゴルフクラブのロフト: 10.5 度。表示は後から変わるため、購入対象を再確認してください。
Qi10 ドライバーの販売例

商品ページの掲載名:Qi10 キュー アイテン ドライバー メンズ
確認時の選択表示:利き手: 右 / シャフト素材タイプ: Diamana Blue TM50 / ゴルフクラブフレックス: Stiff Regular / ゴルフクラブのロフト: 10.5 度。表示は後から変わるため、購入対象を再確認してください。
中古を広く探す場合は、ゴルフドゥのショップ内で「テーラーメイド タイトルで扱う正式モデル名」を検索してください。次は個別商品へ直行するリンクではなく、ショップ入口です。
相場ではなく、同条件の候補を二つ並べる
中古は一本ごとに状態と仕様が違うため、ページに固定価格を置いて安いと断定しない。候補ごとに本体、送料、必要な整備や部品、保証・返品条件を書き出す。最安の一件が市場全体の相場とは限らず、販売終了品が掲載されたままの場合もある。価格と在庫は購入する直前の販売ページを根拠にする。
差額の使い道まで決めておく
仮に新しい方が高ければ、その差額で何を得たいかを言葉にする。ミス時の距離、高さ、構えやすさ、必要な調整機能など、目的は一つでもよい。逆に旧型を選んで浮く予算をグリップや適切なシャフトへ回す案もある。ただし交換費用を仮の金額で埋めず、実際に依頼する店の見積もりで比較する。
下取りを含む金額は比較方法をそろえる
本体価格だけの候補と、下取り後の支払額を比べると条件が違う。下取りを使うなら、査定対象と送料、キャンセル時の扱いまで確認する。下取り価格を想像で購入予算に組み込まず、確定した条件で計算する。新しい方を買う場合も、今のクラブを残して再比較できる余地が必要か、自分の使い方に合わせて判断したい。
見つからないときは、別モデルへ黙って置き換えない
旧世代や特定の番手は、希望条件の商品が見つからないことがある。その場合はロフト、シャフト、状態のどこを緩められるかを一つずつ決める。型名の違う商品を同じものとして買わず、代替するなら別候補として比較し直す。ショップの入口リンクは商品ページではないので、入った後に記事の正式名称で検索し、選択欄を再確認する。
写真と購入対象が一致するか最後に読む
商品写真に複数のクラブがあってもセット販売とは限らず、一本だけの販売の場合もある。写真が別仕様の共通見本なら、色やロフトが注文と一致するとは限らない。年式、種類、正式モデル名、利き手、番手、シャフト、数量を商品名と選択欄で照合する。説明が矛盾する場合は、購入前に販売店へ確認することを優先したい。
よくある質問
新しいモデルなら、必ず自分にも合いますか?
必ずとは言えない。メーカーの新構造や設計意図は候補を絞る材料になるが、自分の打点、振り方、適切なロフトやシャフトまで同じにはならない。まず現在の不満を一つ決め、同条件で改善があるかを試す。違いが小さければ状態と総額で選ぶ、という結論も有効。
古いモデルの年式表記が販売店と違うのはなぜですか?
国内発売年、海外のモデル年、販売開始年や商品ページの更新日が混ざることがある。年の数字だけで型違いとせず、正式なモデル名と写真、公式資料を照合する。同名で世代が違う商品もあるため、年式を省略した検索結果からそのまま購入せず、販売品の説明で確定する。
記事の写真と同じシャフトや番手を買うべきですか?
写真はモデルを確認する入口であり、すべての人に適する仕様の指定ではない。販売例に付くシャフトや番手が希望と違えば、同じモデルの別仕様を探す。説明用の一般写真は特定商品の外観を示すものではなく、実商品の写真がある箇所は商品名と出典を併記して区別している。
試打できない中古品はどう選びますか?
現在使えるクラブに近いロフト、長さ、重量から候補を絞り、詳細な現物写真と販売店の説明、保証・返品条件を確認する。状態に疑問が残るものを、安いからという理由だけで買わない。試打のない選択には合うかどうかの不確実性が残るので、交換・再購入まで必要にならない予算の組み方も考えたい。
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仕様と発売年の出典
メーカーの製品情報・発売時資料を基に、国内の発売世代と設計を整理した。販売品の状態やカスタム内容まで保証する資料ではない。2026年10月20日に参照し、試打の実測値や固定の中古相場は掲載していない。


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